どうもじょりじょりです。
今回はヘッドから発売されているブーン プロのインプレになります。
インプレするモデルは初代の2021年モデルになります。
2023年モデルもあまり変わっていないみたいですね。
個人的にはかなり気に入った性能をしていました。
☆ポイント☆
・特徴がないのが特徴
・全てが高水準
・スピンは意識しないとかかりにくい
感想まとめ
目立った特徴は無いけど全てのショットが打ちやすい。
スピンがかなりかかる、パワーがあるなどの目立った特徴はないです。
しかしどの性能も高水準で打ちにくいショットがなかったです。
ボレーも打ちやすい、スライスも打てる、トップスピンも意識したらかかるなど、本当に癖のないラケットですね。
インプレ動画でも皆さんふわっとした感じの感想なのはどのショットも打ちやすいけど、これといったストロングポイントがないから感想を言いづらいのだと思います。
t-fightなどが好きな筆者はかなり好印象でした。
大体のラケットは何かを犠牲にしなければならないですが、
このラケットは特に何かのショットを犠牲にすることなく使えました。(強いて言えば犠牲はスピン性能くらい)。
筆者の実力のせいですがboom proはvcore100 2023でボレーが発狂しそうなくらい浮いたり、
t-fight315の謎の暴発ボレーもなくとても使いやすかったです。
特徴的な使用テクノロジー
モーフビーム
ユニークなフレーム構造は、細長いボックスビームシャフトと強力なヘッドを組み合わせて、コート上のフィーリングと使いやすさを完璧にブレンドしています。
t-fightと同様にこのボックスとラウンドのミックスした感じの打感が大好き。
スペック
・フェイスサイズ:98平方インチ
・重さ:310g
・バランス:310㎜
・フレーム厚:22㎜
・ストリングパターン:16×19
・CPI:400
筆者のメインラケット t-fight 315にかなり近いですね。
もう少し軽くてもと思うときもあったので、このboom proがマッチしてました。
セッティング
硬め、引っ掛かりを感じるストリングがオススメ!
ファイアーストームやレーザーコードを縦50ポンド×横48ポンドで張りました。
しかしそれだとあまりしっくりこず、
ポリツアースピンで引っ掛かりをだしたり、リンクスツアーで硬めにした方が使いやすかったです。
インプレ
ストローク性能
打感
柔らかい、硬さはあまり感じない
柔らかい打感でした。嫌な硬さもなく柔らかく、少し弾いてくれる打感でかなり好みでした。
t-fight 315 isoflexをもう少しマイルドにした打感ですね。
たまにプロストックのような打感とコメントを見かけましたがその通りで、他のラケットに比べて中身の詰まった打感で打ちやすい性能をしていました。
飛び・反発性
やや飛ぶ程度、ezone98に近い飛び
飛びも飛びすぎることなく、やや飛ぶ程度でした。
ディフェンス時も重さで反発してくれるのでそこまでしんどい反発性ではなく、イメージ通り飛んでくれるなといった感じでした。
2022年モデルのezone98が一番近いかなといった感じです。
スピン性能・軌道
スピン性能は控えめ、軌道は低め
ニュートラルで打つとあまりスピンはかからず低めの軌道で伸びていく感じですね。
かけようと思ったらしっかりかかりますが、他の98平方インチのラケットに比べると控えめかなといった印象です。
慣れるまでスピンを意識しないとアウトが多かったのでここはこのラケットで唯一慣れが必要なポイントですね。
ストローク総評
スピン性能以外は何も気にならない
最初慣れていない時はアウトが多く少し落ちにくいなと思いましたが、
他は全く気にならなかったです。
打感も良いし、振り抜きも悪くなく、スライスも打ちやすいと何でも打ちやすいラケットだという印象でした。
ボレー性能
面ブレもなく、キレも良い
打感は違えどezone98のボレーに似てましたね。キレも良く、浮かないボレーがいくのでかなり打ちやすかったです。
vcoreとかで浮いていた当たりでも低く浮かずにボレーが打てるのでかなり使いやすかったです。
ドロップなどのタッチも良く特に不満はなかったです。
サーブ性能
スピードも〇 スピンコントロールも〇
フラットも気持ちスピードを出しやすいように感じました。
後はスピンのコントロールも行いやすく、安定したサーブが打てました。
この再現性の良さはプレステージに通ずるものもあり、サーブも特に不満なく素直に打ちやすいなといった印象です。
まとめ
特徴は無いが高水準でまとまったラケット
これといったストロングポイントは無いですが、
何かを犠牲にしなくても良いのは個人的には最高ですね。
大体のラケットはここが良いけど、このショットの時はひどいとかがあると思います。
このラケットはその性能差がないためかなり扱いやすいラケットだと感じました。
それではここまで読んで頂きありがとうございました。
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