【ダンロップ】ディフェンス性能〇 新作 SX300 2022 インプレ レビュー 評価 感想 人気 使用者増

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インプレッション

今回は2022年に発売された新作SX300のインプレになります。

ストリングの幅が変更され、前作よりも幅が広がることによりかなりスピンがかかりやすくなっています。

スピン性能によりディフェンスが強化されるラケットになっています。

2024年現在そろそろ新作がきそうですね。

ポイント

・スピンメインでプレーに安定感を出したいならこのラケット!

・良く言えばが打感が柔らかい、悪く言えば打球感を感じにくい

・打感が気にならなければ、セッティングは特に気にせず使える。

前作はメインを7、9穴に通すことによりストリングの幅が密になっていましたが、

今作は8、10穴に通すことでストリングの幅を広げていますね。

アエロと真逆の変更になっています。

合う方

・ディフェンスメイン(シコラー)のプレースタイルの方

・スピンで相手を追い出していきたい方

・プレーに安定感が欲しい方

合わない方

・ボックス系が好きで打球情報を感じたい方

・弾道を常に低くしてプレイしたい方

同じスピンラケットとして発売されたピュアアエロ2022のインプレ記事はこちらからどうぞ!

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じょりじょり

東北出身、テニス歴9年、釣り歴5年になります。

テニスラケット収集が趣味で90年代から現在のラケットまで幅広くコレクションしています。

年間ラケット購入数は過去最高50本です。
現在までのラケット、ストリング使用数は300を越えてます。

メイン:テクニファイバー t-fight 315 isoflex
使用ストリング:テクニファイバー レーザーコード 48ポンド 

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テクノロジー

スピンブーストグロメット

SXラケットの弾道補正機能を大幅に強化。SXラケットの最大の特長であるスピンブーストグロメットを従来のメインストリング10本分から12本分に増強し、ストリングホールの形状も従来の楕円形状に加え、ストリングの可動域を最適化した3種類の三角形状に変更。これらの改良により、オフセンターでのストリングのスライドやボールの喰いつきが、これまで以上に増大し、インパクト後のボールにさらなる高さと飛距離を与えることが可能に。

https://sports.dunlop.co.jp/tennis/contents/2022sx/index.htmlより引用

スピンブーストストリングテック

よりオープンなストリングパターンを新たに採用。弾道補正機能の強化と連動し、現行のSXラケットに採用されている「パワーグリッドストリングテック※」をアップデート。中央部のマス目を拡大し、よりオープンな16×19ストリングパターンにすることで、さらなるパワーアップと高いボールの打ち出しを実現。

https://sports.dunlop.co.jp/tennis/contents/2022sx/index.htmlより引用

ソニックコアインフィナジー

パワーアップと優れた振動吸収性を同時に実現。ソニックコアの素材に、より高い反発性を発揮する「Infinergy®(インフィナジー)」を採用。フェイス部に搭載することで、フレームの反発力を増幅し、面ブレを抑え、衝撃や不快な振動も効果的に吸収。

https://sports.dunlop.co.jp/tennis/contents/2022sx/index.htmlより引用

より回転に力を入れたラケットに変更されています。

使っていても黄金スペックに多い暴発は比較的少なく、黄金スペックの中では飛びは控えめになるかと思います。

ピュアドライブやezone2022の方が飛びはありました。

スペック

フェイスサイズ:100平方インチ

重さ:300g

長さ:27インチ

バランスポイント:320㎜

RA値:68

フレーム厚23~26mm

完全な黄金スペックです。

前作よりもRA値が4上がっています。

前作のSX300LSとかと同じ硬さですね。

セッティング

VS touchが張ってあり、せっかくナチュラルなので使いました。

そのあとブラックコードを縦50ポンド 横48ポンドで張りました。

アドレナリン×シンセティックパワーでハイブリッドで張りましたが今のところこれが一番自分には合っていました。

インプレ

youtuberさん達のインプレ

ともやんさんにはかなり高評価ですね。

ストローク性能

打感

前作のしなる打感から弾く打感に

弾くといってもダンロップ特有の柔らかい打感です。

前作と比べるとシャフトとフレームの粘りが減って弾きが少し強くなった印象です。

RA値が+4の影響かなと思います。

またその影響か前作に比べると打球情報は感じにくくなっています。

そこは少しマイナスに感じる方はいらっしゃるかもしれません。

ブラックコードなど柔らかいストリングを使ったためか硬いという感じは全くなく柔らかい感覚でした。

またその後にもアドレナリンも張って使いましたが硬さは感じなかったです。

硬いという話も聞いていたので心構えをして使いましたが全然でした。

柔らかい分しっかり打ち込んでもどのように打てたか感じにくいのでボックス形状などが好きな方は打っていて物足りないかと思います。

個人的には打感よりボールの弾道、速度重視なのであまり気になりませんでした。

スピン性能・軌道

高めの軌道でしっかり落ちる

かなりかかります。

前作はフラットドライブが打ちやすく、トップスピンのボールは自分からかけて打つタイプでした。

今作は打つだけで軌道もあがりやすく自動的にスピンがかかっていました。

意識してかけるとえげつない弾道でも打てたので、試合で相手を下げるときにはかなり良さそうです。

特にエッグボールはかなり打ちやすく、スピン量は現行ではトップクラスだと思います。

飛び・反発性

目が粗くなったので前作より飛びがアップ

フラット気味に当てると前作よりも飛びます。

打ち方によりますが、2022年のアエロより飛びます。

ただ飛びよりスピン性能が勝っているように感じ、意識してスピンかければむしろサービスラインくらいでボールがお辞儀をしていました。

なので打ち方によってはボールが浅くなり、飛びが悪いように感じるかもしれません。

ストローク総評

しっかり落ちてくれるので安心して振り抜ける

スピン性能がかなり強化されており、安心して振り抜けました。

個人的には試合向きかなと思います。

球出しのボールはいつもより浅くなっていましたが、

試合で使っていたら走らされて無理やり持っていっても暴発せず、浮いたボールでも安心して打ち込めていたので、

ラケットに合わせず振れるのはかなり良かったです。

振り回されても何か入ったってボールが増えました笑

高さの調節、深さのコントロールもしやすくスピンのコントロール性能は前作よりも上がっていました。

しかしダブルスだと弾道の上がりやすさは少し注意した方が良いかもしれません。

慣れたら弾道も調整しやすいので良いですが無意識に打ったときなどいつもより上がったので慣れるまでは前衛に叩かれるかもしれません。

※横にナイロンを入れると弾道はある程度抑えることができました。

粘り強く打ってポイントを取るラケットだと感じました。

セッティングもナチュラル、ポリと試しましたがどちらも無難に使えました。

多分ラケットのスピン性能が高いのでガットよりもラケットが仕事をしてくれるのだと思います。

セッティングをあまり気にせず打てたので誰にでもとっつきやすいラケットだと思います。

ただ打感がぼやけているので自分の感覚とずれるのが嫌な方は合わないかと思います。

ボレー

面ブレもなく◎。ピュアアエロ2018とほぼ変わりなし。

かなり良いです。

というかスピンラケットって全体的にボレーが楽な印象です。

ピュアドライブ2021くらい楽にボレーができます。

当てるだけでも良し、スライス回転で伸ばしたくてもガットが動いてくれるのでしっかり深く打てました。

ピュアアエロ2022の方がコントロールはしやすかったですが、こちらのsx300の方がミスに寛容ではありました。

しっかり使うとほぼピュアアエロ2018でした。

サーブ

回転系の性能がかなり良い

回転系◯です。

フラットも問題なく打て、速度もでました。

また回転系の性能がかなり高く、スピン、スライスサーブが打ちやすいです。

相手も嫌な回転量だったようでミスを誘発できました。

上手く回転がかからなくてダブルフォルトしやすい方はこのラケットがかなり良いと思います。

シングルス

粘りのプレーで良さが光りました

ひたすら粘れました笑

走りまわされてもしっかり振ったら落ちてくれるのでかなり粘ることができました。

スピンで相手のミスを誘発するタイプの方にはかなり良いラケットだと思います。

後述しますが少し気になったのが2022のアエロに比べると決まりにくい印象がありました。

決めようと思っても勝手にスピンがかかって相手が間に合ったりしていました。

スピンで高さを出していくプレーでは使いやすく、そういったプレースタイルの方がこのラケットには良いかもしれません。

※ナイロンを横に挟んだらフラットドライブも打ちやすくなったので決めにくいと感じてる方は縦か横にナイロンを挟むと良いかもしれません。

ディフェンス性能も素晴らしいラケットだと思います。

ダブルス

相手の足元に落としやすい

ストロークは相手の足元に落とすときは最高の性能でした。

しっかり落ちてくれるので相手が並行陣でもミスを誘発できました。

しかしあまり考えずに打つと軌道がいつもより上がりやすいので、それに慣れるまでは雁行陣の時は叩かれまくってました笑

ボレーは素晴らしいです。

ブロックしたい時も楽ですし、決めにいく時もスライスで伸びてくれます。

サーブは回転系の方がラケットの良さを出しながら使えました。

ダブルスでもこのラケットはかなり使いやすかったです。

慣れてきたら軌道のコントロールがしやすいので相手を崩しやすかったです。

ピュアアエロ2022とどっちを選ぶべき?

まずスピン性能はSX300に分があると思いますが、

フラットの伸びなどはピュアアエロ2022の方があります。

またSX300の時に感じたのですが、球がしっかり落ちる分決めにくい印象がありました。

逆にアエロはオープンスペースをぶち抜けることが多かったです。

なので、

ピュアアエロ2022がオススメな方

・オフェンス、ディフェンスをしっかり分けたい方

フラットドライブ、フラットで打つことが多い方

・スピンも少し欲しいけどボールのスピードがメインで欲しい方

SX300(2022)がオススメな方

・ディフェンスメインで相手のミスでポイントを取っていきたい方

・スピンメインのプレイヤー

・アウトが嫌でどんな球でも打ち返してとにかく相手のコートに入れたい方

筆者はアエロ派でした。

あくまで個人的な意見ですが、

振り回されても、アエロだとそこからぶち抜けたり、

攻めと守りのオンオフが行いやすかったからです。

同じスピンラケットとはいえここまでしっかり棲み分けができているので、

ユーザーとしては助かります。

自分のやりたいテニスで選んでいただくのがお勧めです。

余談:個人的なSX300の好きな点

打感が感じにくいかもしれませんが、

今回VS touch、ブラックコードと使いましたがセッティングの影響はそこまでないという点が非常に良い点でした。

割とどのストリングでもどうにかなるラケットなので誰でもすぐに使えて合う合わないを判断しやすいラケットでした。

まとめ

プレーに安定感を持たせたい方、ディフェンスを高めたい方にオススメのラケットでした。

打感がぼやけて使いにくいという方もいらっしゃいますが、

スピン性能でラケットを探している方は是非とも一度お試しください。

それではここまで読んで頂きありがとうございました。

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