オーバーグリップは「1本巻き」か「2本巻き」か?海外テニス掲示板の定番論争を徹底検証

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テニス

r/tennis や r/racquets を覗いていると、時期を問わず必ず一定数湧いてくる話題があります。それが「オーバーグリップは1本巻きが正解か、2本巻きが正解か」という論争です。

一見どうでもよさそうな話に見えて、実はコメント欄が長々と伸びる鉄板ネタ。今回はこの論争を整理しつつ、多汗症で夏場は紙がびちょびちょになる筆者の実体験(参考:夏場のドライグリップ記事)も入れていきます。

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じょりじょり

東北出身、テニス歴15年、

テニスラケット収集が趣味で90年代から現在のラケットまで幅広くコレクションしています。
最近はJOPにも挑戦中です。中々勝てませんが笑
年間ラケット購入数は過去最高50本です。
現在までのラケット、ストリング使用数は300を越えています。

メイン:Wilson ウルトラ ツアー 98
使用ストリング:ゴーセン G-tour1 

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そもそも「1本巻き」「2本巻き」とは何か?

  • 1本巻き:元グリップ(リプレイスメントグリップ)の上にオーバーグリップを1本だけ巻く、最もオーソドックスなスタイル。
  • 2本巻き:1本目のオーバーグリップの上から、さらにもう1本重ねて巻く方法。当然、グリップは太く柔らかくなります。ジョコビッチ選手はこちらですね。

海外の掲示板でよく見かけるのは、「2本巻きにしたら急に手にフィットするようになった!」という絶賛の声と、「いやいや、1本巻きの方が角を感じられてダイレクトで良い」という感覚派の意見による、好みの別れが出ています。。

1本巻き派 vs 2本巻き派の主張

それぞれのメリット・デメリットを整理すると、以下のようになります。

1本巻き派の主張

  • メリット
    • ラケット本来の重量やバランスが変わらず、素の感覚に近いスイングができる。
    • グリップの角(八角形)を感じやすく、手首を柔らかく使いやすい。
    • コストが抑えられる(単純に消費が半分)。
  • デメリット
    • 手汗が多い人は滑りやすさをダイレクトに感じやすい。
    • G2などの細めグリップだと、手の大きい人には物足りなく感じることがある。

2本巻き派の主張

  • メリット
    • グリップが太くなることで、オフセンターヒット時に「手の中でラケットが回る」現象を抑えやすい。
    • クッション性が増し、インパクト時の手や腕への負担が和らぐ。
    • グリップサイズをわずかに太く調整できる。
  • デメリット
    • グリップ側が重くなり、ラケット全体のバランス(静的重量・トップライト感)がわずかに変わる。
    • コストが2倍かかる。
    • 巻き方が雑だとデコボコができ、逆に握りにくくなる。

海外コミュニティ(Reddit等)でよく出る「あるある」論点

海外のスレッドを追っていると、毎回似たようなポイントで盛り上がっています。

  1. 「プロは2本巻きが多い」噂の真偽:「プロ=2本巻き」という単純な図式は成り立ちません。プロでも1本巻き・2本巻きのどちらも存在し、選手個人の手の大きさやフィーリングの好みによりますね。
  2. 「サイズを変えたいなら、まずラケットのサイズ(元グリップ)を変えるべき」論:オーバーグリップでの太さ調整はあくまで微調整。そもそもサイズが根本的に合っていないなら、元のグリップサイズを変更するかレザーグリップ等の厚みで調整すべき、という指摘もよく出ます。
  3. 「耐久性」はあまり議論されない 議論の中心は「握り心地の好み」や「フィット感」であり、耐久性そのものが議題になることは稀です。耐久性は巻き本数よりも、素材(ウェット/ドライ)や汗の量、プレー頻度の影響の方が圧倒的に大きいためです。

本数だけでなく「素材と厚み」で選ぶ

筆者が思うのは「1本巻きか2本巻きか」のも大事ですが、「グリップの厚み(mm)」と「素材(ウェットかドライか)」の組み合わせです。

手のサイズ別おすすめの巻き方

  • 小さい手・標準的な手1本巻き(薄手〜標準の0.5mm〜0.6mm) 無理に2本巻いて太くすると、握り込みにくくなり手首の可動域が狭まります。角(八角形)をしっかり感じ取れる1本巻きが基本です。
  • 大きい手元グリップの交換 or 2本巻き グリップが細すぎると力んで握り潰す癖がつくため、2本巻きで太さを出すか、厚めのオーバーグリップを選ぶのが有効です。

手汗・肌質(汗っかき vs 乾燥肌)での使い分け

「手汗で滑るから2本巻いてクッション性を出そう」としても、ウェットタイプを重ねただけでは汗の許容量を超えた瞬間にすっぽ抜けてしまいます。

筆者のように海に入ったかと思うレベルで汗をかく重度の手汗プレーヤーの場合、本数を増やすよりも「ドライ系オーバーグリップ」への変更が劇的な解決策になります。

  • 手汗が多い・夏場のプレー
    • 1本巻き + 強吸汗ドライ(例:ウィニングショット タフドライ / ヨネックス AC140)
    • タフドライのように「汗を吸うほど手に吸い付く」タイプのドライグリップなら、2本巻かなくても手の中でラケットが回るのを防げます。また、厚みが欲しい場合は0.65mm厚の「ヨネックス ドライスーパーストロング」を選べば、1本巻きでも2本巻きに近い適度な厚みとクッション性を確保できます。
    • さらに極限まで滑りを防ぎたい場合、滑り止め(チョークレスなど)を組み合わせると完璧です。
  • 乾燥肌・冬場のプレー
    • 1本巻き + 薄手〜標準ウェット
    • 乾燥している時期は吸い付くようなウェット感が活きるため、素直に1本巻きでダイレクトな打球感を楽しむのがベストです。

まとめ

  • 1本巻きは「角を感じる素の感覚・操作性重視」、2本巻きは「太さ・ホールド感・衝撃吸収重視」という棲み分け。
  • プロの間でも好みは割れており、「これが絶対の正解」というものはありません。
  • 単に本数を増やすだけでなく、「ウェット/ドライの素材選択」や「厚さ(0.5mm〜0.65mm)」を組み合わせることで、1本巻きのまま「太さ・滑りやすさ・打球感」の悩みを一気に解決できる場合も多いです。

「太さが欲しいけれど、2本巻きにしてラケットが重くなるのは嫌だ」という方は、ぜひ一度「少し厚手のドライ系グリップ(0.6mm〜)」や「元グリップの調整」も試してみてください!

それではここまで読んで頂きありがとうございました。

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テニステニス雑記考察
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