どうもじょりじょりです。
2026年のウィンブルドンで、地元イギリスのワイルドカード(主催者推薦)ベスト4となった選手、アーサー・フェリー(Arthur Fery)の紹介です。
大会開始前の世界ランキングは114位。しかし、かつてのレジェンドであるゴラン・イワニセビッチ(2001年優勝)以来、男子シングルス史上2人目となる「ワイルドカードからのベスト4進出」という、まさに“フェリーテール(おとぎ話)”のような歴史的快挙を成し遂げました。
注目の集まる彼のプロフィール、プレースタイル、そして今大会の快進撃を支えた「最新使用ラケット」の情報を徹底解説します。
アーサー・フェリーのプロフィール
| 項目 | プロフィールデータ |
| 生年月日 | 2002年7月12日(2026年ウィンブルドン期間中に24歳を迎える) |
| 出身 / 国籍 | フランス生まれ / イギリス国籍 |
| 身長 / 体重 | 約173?175cm / 76kg |
| 主な経歴 | スタンフォード大学(元全米学生1位) |
| 最高ランキング | シングルス 114位(2026年6月時点 ) |
フランスのセーヴルで生まれ、1歳のときにロンドンへ移住。母親のオリビアさんも元WTAプロ選手(キャリア最高225位)というテニス遺伝子を持っています。父親は有名な経営者とのことです。ジュニア時代に世界12位まで上り詰めた後、アメリカの名門スタンフォード大学へ進学。カレッジテニス界でシングルス全米1位を記録するなど大活躍しております。
2026年ウィンブルドンで快進撃
Embed from Getty Images今大会のフェリーは、母国の熱狂的な大声援(センターコートのロイヤルボックスからはカミラ王妃やロジャー・フェデラーも見守る中)を背に、神がかったプレーを連発しました。
- 4回戦: 元世界3位の難敵グリゴール・ディミトロフをフルセットの死闘の末に撃破。
- 準々決勝: 第9シードのフラビオ・コボリ(イタリア)を 6-4, 7-6(4), 6-0 のストレートで圧倒。
- 準決勝: 第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に6-7 2-6 4-6で敗北。
大会後のランキングは急上昇することが確定しており、名実ともに新たなイギリスのナンバーワン選手へと躍り出ました。
アーサー・フェリーの使用ギア(ラケット・ストリング)
小柄な体格を補って余りある、正確無比なプレースメントと驚異的なフットワークが持ち味のフェリー。ウイルソン(Wilson)が2026年7月に満を持して世界同時ローンチしたばかりの最新シリーズです。
ラケット:Wilson Defyer 98 Pro(ウイルソン デファイア 98 プロ)
フェリーが今大会から手にしたのは、開発コードネーム「Python(パイソン)」と呼ばれ、ツアーで極秘テストされてきた最新モデル『Defyer(デファイア)』です。
- 特徴: 「圧倒的なスピン量と、極上の打球感(フィーリング)の両立」を掲げて開発された全く新しい高パフォーマンスラケットです。
- テクノロジー:
- スイングの運動エネルギーを効率よくボールへ伝える「Torq Shaft」
- 柔軟なフープ(フェイス)と剛性の高いスロートを組み合わせ、パワーとスピンを両立させる「Si3D」構造
- 鮮やかなアドラナリン・レッド(Adrenalyn Red)を纏った、コートで強烈に目を引くデザインが特徴。
体格的にパワーで圧倒するタイプではないフェリーにとって、現代テニスの遅くなったコートでも「自らスピンと鋭い弾道を生み出し、主導権を握れる」このラケットは、今回の芝での大躍進における最高の相棒となりました。カレン・ハチャノフやセバスチャン・コルダ、ホルガー・ルーネらと並び、フェリーはこの新シリーズの看板プロとして定着しています。
プレースタイル:精密なフラットドライブと卓越した戦術眼
体格的に大柄ではないため、時速220kmを超えるようなビッグサーブはありません。しかし、その分グラウンドストロークのコントロールとフットワークが天才的です。
特に芝のコートにおいて、低く滑るような正確なフラットドライブを左右に打ち分け、速いテニスを得意としています。さらに、ミスも少なく、準々決勝のコボリ戦ではアンフォーストエラー(凡ミス)をわずか15個に抑えております。
日本人に近い体格なのでどんどん上位に行って欲しいですね。
それではここまで読んで頂きありがとうございました。


