どうもじょりじょりです。
今回は黄金スペックの中でも「スピン系」と呼ばれる3大モデル、ダンロップ「SX300(2025)」、ヨネックス「VCORE 100(2026)」、ヘッド「EXTREME MP(2026)」の比較記事になります。
ピュアアエロに関しては筆者は好きですが、スピン系と言われると微妙なので今回は除外しています。
どれもスピン性能を謳うラケットですが、実際にガッツリ試打してきました。
※VCORE100は自分の持ち物です。
今回は、この3機種を徹底的に比較し、それぞれのメリット・デメリットを書いていきます。
3機種の比較表
| 比較項目 | ダンロップ:SX300 (2025) | ヨネックス:VCORE 100 (2026) | ヘッド:EXTREME MP (2026) |
| 打感 (柔らかさ・掴み) | ★★★★☆(4.0) しっとりしたホールド感。カツンとした硬さがなく、マイルド。 | ★★★☆☆(3.0) 3本の中では最もカッチリ。レスポンスが早く、シャープで弾きが良い。 | ★★★★★(5.0) Auxetic 2.0による極上の柔らかさ。振れば振るほどホールド感があります。。 |
| 飛び (パワー・弾き) | ★★★★☆(4.0) 弾道補正機能のおかげで、ネットにかからずオートマチックによく飛ぶ。 | ★★★★☆(4.5) 初速が出やすく、パワーがある。一発のスピード感や爆発力は随一。 | ★★★☆☆(3.5) 飛びはやや控えめ。自分のスイングなりに飛ぶので、飛びすぎる怖さがない。 |
| スピン性能 (回転量・落ち) | ★★★★★(4.5) 勝手に引っかかる。弾道が高くなり、コート奥深くに自然と収まるスピン。 | ★★★★★(5.0) スナップバックによる猛烈な回転。落ちるエッグボールも打ちやすい。 | ★★★★☆(4.5) 自分の力で振ってかけていくタイプ。他よりもスピン量は少なめな気がします。 |
| 軌道 (弾道の高さ) | 高弾道(ループ系) 意識しなくても勝手に高くなる。低い弾道は今回の2機種と比べると作りにくい。 | 中〜高弾道(スピード系) 直線的な鋭いドライブから、引っ掛けて落とすエッグボールまで○。 | 中弾道(ドライブ系) 3本の中で最も軌道コントロールがしやすい。厚い当たりのフラットも◎。 |
SX300は、「勝手に上がって勝手に収まる」感覚で使いやすい。
VCORE 100は、一発のスピードとノビが3機種の中では1位。ただ男性からすると飛びすぎかも。
EXTREME MPは、「柔らかさとコントロール」が両立しており、振っていくと良さの出るラケット。筆者はエクストリームが一番好み。VCORE100を買っちゃってるけど。
3機種の基本スペック比較
まずは基本スペックのおさらいから。数値上はほぼ同じ「黄金スペック」ですが、フレーム厚のテーパー(厚みの変化)に違いがあります。
| 項目 | ダンロップ:SX300 (2025) | ヨネックス:VCORE 100 (2026) | ヘッド:EXTREME MP (2026) |
| フェイス面積 | 100平方インチ | 100平方インチ | 100平方インチ |
| 平均重量 | 300g | 300g | 300g |
| バランスポイント | 320mm | 320mm | 320mm |
| フレーム厚 | 23 – 26mm | 24 – 26 – 23mm | 23 – 26 – 21mm |
| ストリングパターン | 16 × 19 | 16 × 19 | 16 × 19 |
| 主な搭載技術 | 弾道補正機能 | 2G-Namd Flex Force、Servo Filter | Auxetic 2.0、Hy-Borテクノロジー |
インプレ
ダンロップ:SX300(2025)

〜抜群の弾道補正と、グッと乗るホールド感〜
前作に比べてフレームのねじれ剛性が高まったことで、面のブレなさが格段にアップしています。スピン系ラケットにありがちな「カツン」とした硬さはなく、インパクトで一度ボールを「グッ」と掴むホールド感があります。
最大の特徴は、フラット気味のスイングでも、軌道を上げてくれるのでネットしにくいです。軌道の安定感は3本の中でピカイチです。
デザインは特徴的ですが、物はすごく良いです。どのメーカーからでも一番移行しやすいラケットな気がします。
ヨネックス:VCORE 100(2026)

〜カッチリした弾きと、鋭く落ちる高速スピン〜
アイソメトリック形状特有のスイートスポットの広さがあるのでオフセンターには一番強いです。打感はSX300よりもカッチリとした硬さがあり、ボールがシャープに飛び出します。
ホールド感で飛ばすというよりは、スナップバックで引っ掛ける感覚が強く、弾道は筆者のスイングだと中弾道。軌道を上げる時は上げやすかったです。
バウンドした後もグンと伸びるバウンド後の威力が魅力でした。
ただバックアウトがどうしても目立ちましたね。
③ ヘッド:エクストリーム MP(2026)

〜柔らかい打球感とスピン〜
シャフト部に「Hy-Borテクノロジー」が入り、インパクトの瞬間がとにかくマイルドでしっとりしています。手のひら感覚が一番強いのはこちらでした。
グロメットが大きく動くため、嫌な振動が一切なくボールを包み込むように捉えられます。
勝手にスピンがかかるというよりは、自分のスイングスピードを上げれば上げるほどしっかりかかっていくラケットです。
筆者は打感と軌道の出方がかなり合っており好みでした。
デザインもグロスで素敵で、色々好みなラケットでした。資金を貯めてこれをメインにします。
それぞれのデメリット
良いところばかりではなく、使ってみて「ここは人を選ぶな」と感じた本音の部分です。
- SX300(2025)の弱点:良くも悪くも「ラケットが助けてくれすぎる」点。勝手に弾道が上がるときもあったのでそこは良さもありネックになってくるのかなとも思いました。
- VCORE 100(2026)の弱点:やはり3本の中では飛びが強いです。少し硬めの打球でスコンと飛ぶので、3本の中ではバックアウトしやすいのがネックです。
- EXTREME MP(2026)の弱点:マイルドでホールド感が強い反面、パワーは控えめ。当てるだけで楽に飛ばしたい、スピードのあるサーブを楽に打ちたいというシチュエーションでは、他のラケットの方が良いですね。
まとめ:オススメの1本はこれ!
最後に、プレイスタイルに合わせた選び方のまとめです。
ストローク
- 「とにかくミスを減らしたい!常に高い軌道の安定したスピンでじわじわ追い詰めたい」👉 ダンロップ SX300(2025) がベスト。弾道補正の恩恵を最大に受けられます。
- 「スピードとスピンを両立したい!ボールの質で勝負をしていく」👉 ヨネックス VCORE 100(2026)。シャープな弾きとスナップバックが武器になります。
- 「スピン系でもフラットドライブでしっかり振ってコートに入れたい」👉 ヘッド EXTREME MP(2026)。厚い当たりで叩いたときの安心感は一番でした。
筆者オススメはヘッド EXTREME MP(2026)
振っていってもバックアウトしにくい安心感は素晴らしいです。
ボレー
- 「安定したボレーが打ちたくて面ブレが少ない」👉 ダンロップ SX300(2025)一番ブレが無いように感じました。
- 「キレのあるボレーでコースやスピードで勝負」👉 ヨネックス VCORE 100(2026)。硬くて飛びがあるのでキレが一番ありました。ただ他と比べるとボレーは多少打ちにくいです。これでもだいぶ良くなったんですけどね。
- 「タッチショットなどの打感が大切」👉 ヘッド EXTREME MP(2026)。柔らかくホールド感があるので色々できました。ただアシストは3機種の中では少なめかなといった印象です。
筆者オススメはダンロップ SX300(2025)
色々そつなくこなせるので一番好みでした。VCORE100も良いんですけどまだ少し浮きますね。
エクストリームmpも良いですけど、ダブルスで難しいボールのことを考えるとSX300が良かったです。
フラットドライブでプレーヤーとの相性
スピン系ラケットを好むプレイヤーでも、軌道を抑えたフラットドライブでガンガン叩き込みたい瞬間はありますよね。筆者もわりとフラット気味のプレーヤーなのでラケットに回転を掛けてもらって落としてもらうタイプです。
ULTRA TOUR98を使っているのは自分の良さを生かす+かっこよさですね。デザイン素敵。
- 叩いたときの安心感No.1:EXTREME MP(2026)フレームの根本(スロート付近)が21mmと薄いため、フラットに当てて潰しても「飛びすぎる怖さ」が最も少ないです。しなりとホールド感でボールをコート内に収めてくれるため、縦振りのスピンだけでなく、後ろから前への厚い当たりにもしっかり応えてくれます。
- 一番威力が出る:VCORE 100(2026)弾きが良い分、フラットドライブで直線的に叩くと弾丸のようなスピードボールが出ます。ただし、スイングがブレて回転が掛かりきらないと、そのままバックアウトすることもあります。少し飛びが控えめなストリングでも良いかも。
- ミスが一番少ない:SX300(2025)ネットインを狙うような低いフラットドライブを打っても、軌道は上がり、ネットもバックアウトも少ないのでミスが一番少ないラケットでした。
スピンラケットらしいのはSX300ですね。他は段々スピンって感じではなくなりつつあります。
それではここまで読んで頂きありがとうございました。


