2025新作|YONEX ezone 100 TOUR 徹底インプレ!前作比較+評価まとめ

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インプレッション

どうもじょりじょりです。

今回は2025年発売の YONEX EZONE 100 TOUR(イーゾーン100ツアー) を徹底レビューしていきます。

「EZONE 100 TOUR」は、YONEXの人気シリーズ「EZONE」の中でも、ややハードヒッター寄りのスペック。
フェイスサイズ100平方インチながらも重量310g、バランス315mmと“しっかり振れる人用のモデル”です。

今回の2025年モデルでは、新素材「MINOLON(マイノロン)」が採用され、打感の柔らかさとしなり感が大幅に進化。
打球時のクリアなフィーリングや安定性がどう変わったのか、実際に試打してみた感想を細かくお伝えします。

☆ポイント☆

・重い分当てても返るので試合で光るラケット

・前作の100よりも柔らかめ。弾きが減った感じ

・ピュアドライブ2025よりezone100ツアー派

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じょりじょり

東北出身、テニス歴9年、釣り歴5年になります。

テニスラケット収集が趣味で90年代から現在のラケットまで幅広くコレクションしています。

年間ラケット購入数は過去最高50本です。
現在までのラケット、ストリング使用数は300を越えてます。

メイン:Wilson ウルトラ ツアー 98
使用ストリング:ゴーセン G-tour1 

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感想まとめ ― “重さ” を武器にした新たな選択肢

  • ストローク/サーブの安定性が際立つ
    厳しいボールも当て返しやすく、しっかり振って返すシーンで実力を発揮してくれます。サーブでも重みで相手を崩せて展開しやすいです。
  • ボレー性能には好みが分かれる可能性
    前作(ezone 100 や ezone 98)と比べると、軟らかくなった打感の影響で“持ちすぎ”を感じる場面もあり。
  • 前作よりも柔らかさアップ、弾き感は控えめに
    「ガチッ」と弾く感じを求める人には、少し物足りなさを感じるかもしれません。
  • 硬すぎず扱いやすい設計
    硬派すぎない適度なしなりと操作性があり、前作ラケットの球離れの速さが苦手な人には魅力的な選択肢。

特に “重さを活かした返球力” に注目できるラケットです。

男性プレーヤー、中上級者、試合で使いたい方には非常に刺さる1本と感じました。

特徴的なテクノロジー

新素材「MINOLON」を融合したシャフトで柔らかくクリアな打球感を実現https://www.yonex.co.jp/news/2024/2343.htmlより引用

この新モデルで注目すべきは、新素材「MINOLON(マイノロン)」 をシャフト部分に採用している点。
YONEXの公式ニュースリリースによれば、この素材融合により 柔らかくクリアな打球感 を追求しているとのことです。

クリアになったというよりマイルドになった感じですね。

youtuberさんのインプレ動画

ぬいさんぽさん

ともやんさん&MJさん

試打スペックと環境

項目内容
フェイスサイズ100平方インチ
重量310g(平均)
バランス315mm
ストリングパターン16×19
フレーム厚24.5–26.5–23mm
ストリングポリツアーレブ 125
テンション50ポンド
コート環境アウトドア・オムニコート

レブが50ポンドで張っていました。

デザインはポップな感じになっていますね。

ちょっと好みが別れそうですが笑

インプレ

🎾 打感・フィーリングの変化

まず最初に感じたのは、打感の柔らかさ球持ち感の増加です。
前作EZONE 100(2022〜2023年モデル)では、

「やや弾きが強く、球離れが速い」印象でしたが、

今回はしっかりボールを包み込むようなフィーリングです。

柔らかく、でもしなりすぎない絶妙な感覚

YONEXが採用した新素材「MINOLON」は、従来の高弾性カーボンよりもしなやかで、面安定性を保ちながらフレックス感を増す特徴があります。
実際の打球時も“カチッ”とした硬さがなくなった印象でした。

特にフルスイング時の打ち応えも良く、パワーロスも少なかったです。
「柔らかい=飛ばない」ではなく、「柔らかくてコントロールできる」というバランスの良さを感じました。

⚙️ ストローク性能:安定感の塊

EZONE 100 TOUR 2025の最大の魅力は、ストロークの安定性です。
重量310gとやや重めではありますが、面のブレが少なく、相手の強打にも合わせるだけで帰ります。

直線的な弾道で狙いやすい

スピン系というより、フラットドライブ系のラケットです。
しなる中でも、しっかりコントロールができます。
ベースラインでのラリーでは「低い軌道で・深いところに刺さる」というボールがいきました。

飛びすぎない、暴れない

「EZONE=飛び系ラケット」というイメージを持つ方も多いですが、このツアーは300gより飛びが控えめのように感じました。
程よいアシストで過剰な飛びがなかったです。

100平方インチのアシストを感じつつ、その中でのコントロール主体のプレーがしやすいです。

しなりの恩恵で打点のズレにも強い

少々芯を外しても飛距離ロスが少なく、スイートエリアが広く感じられました。
この点は、98よりも100のほうがディフェンス力が高く、筆者は100ツアーの方が好みでした。

98はディフェンスの時にあともう少し飛んで欲しいです。

🌀 スピン性能:自然にフラットドライブになる

スピン性能に関してはフラットドライブ系
高い軌道で攻めるラケットではなく、フラットドライブで自然とボールが落ちてくれるタイプです。

弾道は低~中弾道で、まっすぐ突き刺さる球を打ちやすい印象です。

vcoreのミスショットで、跳ねて相手に打ち込まれる球もこのezoneではありませんでした。

🧱 ボレー性能:安定性は抜群、やや“持ち”が強め

ネットプレーでは、EZONE特有の“球持ちの良さ”が際立ちます。
ミスヒットしてもスイートスポットのおかげで誤魔化せます。
前作EZONE 100のような「弾きの速さ」が好きな人には、少し球の出が悪いなと感じるかもしれません。

◾ メリット

  • 安定して深く返せる
  • 多少のミスショットは誤魔化せる
  • 面の安定感が高い

◾ デメリット

  • 前作より球の出は少し悪くなった印象

総じて、ボレーでも「柔らかい安心感」を得たい人には最高の一本です。

⚡ サーブ性能:重さが生きる、推進力ある球質

サーブではこのラケットの重さが良い方向に働きます。
フラット系のサーブでは、インパクトの圧がしっかり伝わり、スピード・ノビ共に素晴らしい。
回転系でも、キレを出しやすい感覚です。

フラット系

重さで押し込めるタイプ。軽く振っても深く刺さり、相手のミスを誘える。

スライス・スピン系

回転で曲げるというよりキレのあるサーブが打てます。
球持ちの長さのおかげで操作しやすく、回転のコントロールはしやすいです。

🧠 総合評価とおすすめ層

項目評価(★5)
打感の柔らかさ★★★★★
コントロール性能★★★★☆
スピン性能★★★☆☆
パワーアシスト★★★★★
ボレー★★★★★
ボレー操作性★★★★☆
サーブ★★★★☆
面ブレの少なさ★★★★★

EZONE 100 TOUR 2025 は、シリーズの中でも “重さ×柔らかさ×安定性”

3要素が揃っています。
ライジング気味で攻めるストローカーにはかなり好みだと思います。

僕もかなり好きでした。

向いているプレーヤー

  • 早い店舗でラリー戦を組み立てたい中〜上級者
  • 前作EZONE 100の弾きが強すぎたと感じた人
  • 球持ちの良い柔らかい打感を求めるプレーヤー
  • フラットドライブ中心のプレースタイルの方

重いラケットが苦手な方は通常のEZONE100、高い軌道のスピン系が好みな方は「VCORE 100」になると思います。

まとめ

ボレーの部分に好みの差は出やすいですが、全体的にはバランスよくまとまった1本。

使いやすい新作と言えるでしょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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