【半年使用レビュー】Wilson ULTRA TOUR 98 を使い続けて分かった感想

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インプレッション

どうもじょりじょりです。

2025年に登場し、95からのモールド変更もあり大きな話題を呼んだ「Wilson ULTRA TOUR 98 」。

発売直後のインプレ記事は世の中に溢れていますが、「実際に半年間、ガッツリと試合や練習で使い込んだらどうなのか?」という視点の情報は意外と少ないですね。

このラケットはスペックがかなり特徴的ですからね。

筆者自身、このラケットを「メイン機」に据えて半年。オムニ・ハード・カーペット、あらゆるコートで、そして数々の草トーナメントで使っていました。

結論から言うと、このラケットは「最初は特徴的だが、使ってみると現代テニスに合わせた98平方インチのラケット」でした、


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じょりじょり

東北出身、テニス歴15年、

テニスラケット収集が趣味で90年代から現在のラケットまで幅広くコレクションしています。
最近はJOPにも挑戦中です。中々勝てませんが笑
年間ラケット購入数は過去最高50本です。
現在までのラケット、ストリング使用数は300を越えています。

メイン:Wilson ウルトラ ツアー 98
使用ストリング:ゴーセン G-tour1 

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1. ULTRA TOUR 98 のスペックと「第一印象」の振り返り

  • フェイスサイズ: 98平方インチ
  • 重さ:308g
  • ストリングパターン: 18×19
  • フレーム厚: 22.0mm均一
  • バランス: 325mm(ややトップヘビー寄り)

青色グロスめっちゃ良いですね。

黄金スペック(100平方インチ/300g/320mm)に慣れている人からすると、この「18×19」という変則的なストリングパターンと、トップヘビーはかなり特徴的ですね。

僕も最初は「しっかり振るか合わせるかの2択だな」「しなりも結構あるな」と感じていました。


2. 【半年使用:ストローク編】フラットドライブがかなり強化された

僕はどちらかというと「フラットドライブプレーヤー」です。

このラケットを半年使い込んで思ったのは、

「厚い当たりでボールを潰せる人にとって、かなりの武器になる」と思いました。

ピュアアエロ98など現代テニス向きに進化していましたが、こちらもかなり現代テニス向きのラケットでした。

① 「18×19」からくる安心感

半年間、様々なストリング(ポリツアーレブ、G-TOUR 1、アルパワー等)を試しましたが、共通して言えるのは「アウトする気がしない」という安心感です。

通常の16×19よりも目が詰まっているため、フルスイングしてもボールが暴れません。

特にベースライン際で「ググッ」と沈み込む感触は、この密なパターンならではの恩恵です。

② 弾道の低さと伸び

ULTRA TOUR 98 V5は、スピンで高く跳ね上げるラケットではありません。

ネットすれすれの低い弾道で、コート奥にぶち込んでいく。

そしてバウンド後にさらに加速する。

半年間使い込む中で、相手から「ボールが重くなった」「バウンド後の伸びがエグい」と言われる回数が増えました。

見てても結構伸びがあるように見えました。

③ オフセンターへの寛容性(V5の進化)

旧作の95平方インチ時代に比べ、98インチになったV5は明らかに「助けてくれる」場面が増えました。

草トーで疲れが溜まった試合の終盤でも、

合わせるだけで結構ボールが飛んでいってくれるので省エネテニスができます。


3. 【半年使用:ボレー編】実は「ボレーヤー」にこそ試してほしい

変わったスペックでボレーは打ちにくそうだなと最初は感じていました。

ULTRA TOUR 98はトップヘビーですが意外とボレーは打ちやすいです。

① 面がブレない、負けない

22mmという薄ラケットながら、ボレー時のパワー負けが一切ありません。

相手の強烈な突き球に対しても、面をセットするだけで「パンッ」と弾き返してくれます。

18×19の良さが出ています。

また足元のボールなども返しやすく、意外と楽なラケットですね。

② タッチショットの精度

ドロップボレーや、アングルボレーもかなり打ちやすいです。

フレームの適度なしなりが、ボールを一瞬ホールドしてくれるため、コースを微調整する余裕が生まれます。

ダブルスも全然使えました。


4. 【ストリング】オススメセッティング

ULTRA TOUR 98 V5でオススメセッティングを公開します。

  • メイン:GOSEN G-TOUR 1 1.25mm(50ポンド)
    • このラケットの「潰し感」を最大限に引き出せます。硬めのポリですが、ラケット自体のしなりと相まって、最高に気持ちいい打球感になります。
  • スピンが良かった:YONEX ポリツアーレブ 1.25mm(50ポンド)
    • ストリングパターンが密なので、少し多角形構造で引っ掛かりを助けてあげると、フラットドライブに絶妙な「落ち」が加わります。こちらの方が好きという方は多いと思います。

5. メリットだけじゃない。「苦労した点」

  • かなり厳しい球際は黄金スペックの方が楽
    • 合わせるか自らスイングしてボールを飛ばすラケットなので、中途半端に「当てるだけ」になった時、ボールがすっぽ抜けやすいです。厳しい球際などは黄金スペックの方が楽ですね。
  • 体調が悪い日は重く感じる
    • 308g+バランス325mmというスペックは、数値以上にスイングウェイトを感じます。体調が優れない日の練習では「今日は重いな…」と感じることが正直あります。

6. 【結論】ULTRA TOUR 98 は、どうだった?

このラケットをおすすめできるのは次のような方です。

  1. 「自分から叩いていきたい」フラットドライブ派
  2. 黄金スペックの「飛びすぎ」に悩んでいる人
  3. タイミングの速い省エネテニスをしたい人
  4. 「錦織圭」のスペックを味わいたい人

逆に、「楽にボールを飛ばしたい」「スピンで高く跳ね上げたい」という方には、正直おすすめしません。


7. 最後に:使い続けることでわかったこと。

ラケットを変えた直後は、誰しもが良いインプレを書けます。しかし、使い続けると、そのラケットの「嫌な部分」も必ず見えてきます。

ULTRA TOUR 98 に関していえば、その「嫌な部分(飛ばなさ、重さ)」さえも、錦織圭が使っていると思ったら(素材とか違うと思うけど)、「自分の技術を磨けば解決できる」というモチベーションに変えてくれる不思議な魅力があります。

それではここまで読んで頂きありがとうございました。


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