昔(2000年代前半〜2015年代前半)のラケットが現在のラケットに通用する?劣る?

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どうもじょりじょりです。

今回は2000年代前半〜2015年代前半のラケットって現行のラケットに比べると性能も劣るの?ということで記事を書きますが

折れなどプレーに支障がなければ自分の好きなラケットが一番です。

というより2010~2014年くらいのラケットを使い続けている人も割と多いですが球も凄く、現行のラケットの球と何の遜色もないです。

メーカーの売上のために新しいラケットに更新されていくのは仕方ないですが、どのメーカーも過去一番売れているラケットだけ永久に作って販売して欲しいですね。ピュアドラ2012とかRIMとかまだ販売されていたら多分需要はあると思います。

個人的にはリキッドメタル ラジカルmpとOSは限定でもいいので再販して欲しいです笑

☆ポイント☆

・古いラケット使い続けている人は基本的に上手い人が多いイメージ

・さすがにウッドは無理

・2012~2018年は名器が多いイメージ

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じょりじょり

東北出身、テニス歴9年、釣り歴5年になります。

テニスラケット収集が趣味で90年代から現在のラケットまで幅広くコレクションしています。

年間ラケット購入数は過去最高50本です。
現在までのラケット、ストリング使用数は300を越えてます。

メイン:Wilson ウルトラ ツアー 98
使用ストリング:ゴーセン G-tour1 

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■ 結論:状態さえ良ければ“昔のラケットでも普通に強く打てる”

正直変わっているのは打感と振動吸収くらいですね。

折れていたり、グロメットが割れていたり、明らかに劣化していない限り、
2000年代前半〜2015年代前半のラケットは今でも問題なく使える
と私は断言します。

もちろん最新ラケットの方が「振動吸収」「面安定性」「スイートスポットの広さ」などで改善はあります。

しかしその差は“劇的”とは言えず、プレーの質を決めるのはラケットよりもプレーヤーの技術というのが実感です。

そして印象として、古いラケットを長く使っている人ほど上手い人が多いこと。
道具に頼らず、打球感や操作性を自分のプレー、感覚に落とし込めているからこそ、

昔のモデルでも十分ということです。

筆者もラケットを買ったら2年程度は使うようにしています。

■ プロ選手たちは“昔のモールド”を今も使い続けている

一般ユーザー以上にシビアなプロの世界でも、実は「昔のラケット」を使い続けている選手は少なくありません。

▼ 代表的な例

  • ガスケ:リキッドメタル・インスティンクトのモールドを長年継続
  • ナダル:初代アエロプロをベースにした設計
  • マレー:HEADの名作「PT57」系統を今も使用
  • シナー:初代グラフィン スピードと言われている
  • アリアシム:初代ピュアアエロVS使用
  • デミノー:STeam99
  • ヨネックス契約プロ:vcore2018や2021を使い続けている。
  • WTA Wilson契約プロ:STeam100多数

など。

プロストックは素材や仕上げが市販品と異なる場合がありますが、それでも
「昔の設計を今も使い続けている」という事実
は非常に大きいポイントです。

もし本当にラケットが“圧倒的に進化”しているなら、プロは真っ先に最新モデルへ替えるはず。
それをしていないということは…

ラケットは進化ではなく“変化”しているに過ぎない
ということの証明でもあります。

■ 昔と今のラケット、何がどう違う?

よく言われる違いは次の3つです。


① 振動吸収性

最新のカーボン配合技術やダンピング素材によって、
現行モデルは手に残る振動が明らかに減っています。

ピュアアエロ2022に導入されたリネンの振動減衰力には驚きました。


② 面安定性(フレーム剛性)

近年のラケットは、オフセンターでもあまりブレず、
ミスショットは減らせているように思います。

一方で、2000〜2010年代のラケットは少し撓る(しなる)ものが多く、
打球感に“味”があり、手でコントロールしている感覚が強いのが特徴です。

筆者は昔のラケットの打球感の方が好きです。


③ スイートスポットの広さ

メーカーは毎年のように
「スイートスポット○%拡大」
と言いますが、実際のプレーヤーにとって体感できる差はラケット差、年代差があります。

さすがに20年前のリキッドメタル プレステージと今のプレステージだとかなり違いを感じます。

しかしピュアドライブ2012とピュアドライブ2025は打球感に差があっても、スイートスポットの違いはあまり感じません。

むしろスイートスポットを外す頻度が高い人の多くは
ラケットの問題ではなくスイングの問題
であり、ラケット変更で劇的に改善されるケースは稀です。

新しいラケットの方が確かに振動吸収性や面安定性、スイートスポットなどは変わってきているかもしれません。

しかし打球の伸びやラケットの撓りなど現行ラケットではない部分も多くあるため、古いから使えないというわけではないと思います。

■ では、昔のラケットは本当に劣るのか?

結論は「いいえ」です。

私自身、以下のモデルを最近も使い比べてみました。

  • HEAD マイクロジェル ラジカル MP
  • HEAD リキッドメタル ラジカルmp/OS
  • Babolat ピュアドライブ 2009/2012

これらで打ち合っても、現行の「ピュアドライブ」「ピュアアエロ」などに
“明確に打ち負ける”感覚はほぼありません。

むしろ古いモデルは

  • 撓りが大きく球持ちが良い
  • 打球感がクリアで気持ちいい
    といった良さが際立つことも多く、
    最新ラケットの「硬さで飛ばす」とは異なる良さを持っています。

たまにリキッドメタルとかを使うとすごい楽しいです。

ラケットは「進化」ではなく「変化」。方向性が変わっている

変化と進化ですが特にピュアドライブは変化が顕著ですね。

最近でこそ2021年、2025年モデルがとても良く人がかなり戻ってきましたが、

2015年モデル(僕は好きですが)、2018年モデル(これは合いませんでした)があまり当たりを出せていなく、今でも2012年モデルを使っている人がいます。

※2009年モデルは2025年今、皆フレームが折れてきています笑

でも一般の大会で出る方たちで旧ピュアドライブ使っている人はパワーがないとかストロークの伸びがないかと言われたらそうではなく普通に上手いですし、優勝する方もいらっしゃいます。

これが明確にラケットは変化しかしていないというのが表されている気がします。

方向性の変化

ラケットメーカーは毎年のように技術革新をアピールしますが、
ユーザーが感じているのは
**“進化”よりも“方向性の変化”**です。

  • より硬く
  • より安定し
  • より飛ぶようになり
  • よりミスを減らす方向へ

つまり
「誰でも安定してある程度打てる」ラケットが増えている
ということ。

一方、昔のラケットには
「しなる」「掴む」「乗せる」
といった打球感が多い印象です。

どちらが優れているかではなく、
“プレースタイルと好み”で選んでいく

となっていると言えるでしょう。

■ まとめ:自分が気持ちよく振れるラケットが“最適解”

ラケットは道具であり、
「上手くなれる魔法のアイテム」ではありません。

2000〜2015年代のラケットも、
最新モデルのラケットも、
それぞれに良さがあり、使い方次第で性能を引き出せます。

私はこう考えています。

  • 古いラケットが好きなら無理に買い替える必要はない
  • 最新ラケットのメリットは確かにあるが劇的ではない
  • プロも昔のモールドを使い続けている
  • 楽しむテニスであれば“気持ちよく打てるラケット”こそ最強

それではここまで読んで頂きありがとうございました。

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