☆ラケットのPOINT☆
・18×20でもボールは持ち上がりやすい
・打感は低テンションでも少し固め
・295gで軽めだがストリングパターンのおかげで重いボールにも負けない
・現在でもぜんぜん使える
どうもじょりじょりです。
懐かしのラケットですがまだtenniswarehouseでは売られている
マイクロジェル ラジカルmpのインプレになります。
ヘッドの中でも個人的にはマイクロジェルシリーズは傑作だと思います。
柔らかさと弾きが両立されており、しっかり振り抜いたらボールも潰れて今のラケットでも出せない球が打てます。
草トーでもたまーに使っている人がいてそういう人を見るとラケット好きで詳しい人なのかなと思って話したくなりますね笑
これに限らず古いラケットを使っている人はこだわりがあってそのラケットだと思うので話すと楽しんですよね笑
周りだとヨネックスのRDtiとかピュアドライブの2009年とかリキッドメタルのプレステージとかいますが皆ラケットについて聞くとどこが良いのかなどめちゃくちゃ話してくれます笑
。
ではではインプレに移ります。
ガットは家に余っているポリファイバーのTCSを46ポンドで張りました。
インプレ
ストローク性能
打感
打感はボックス形状なので柔らかく、面が撓む感じが伝わりました。カッチリとした打感でボールを打ち出し、
ボールはバウンドしたらすごい勢いで伸びていくという今の硬くなったラケットにない感覚でした。
軽く振っても弾いてくれますし意外と楽に感じる場面も多かったです。
この弾きのおかげで走らされてもカウンターは十分に狙えるラケットでした。
昔はフライパンと呼ばれてましたが多分55ポンドとか今だとハイテンションが主流だったのでそのせいかと思います。
マイクロジェル プレステージに比べるとやはり弾きを感じる少し硬めの打感でしたね。
飛び・反発性
飛びは控えめでスイートスポットは昔のラケットなので狭いですが、
現行のプロスタッフやプレステージと広さはそんなに変わらないので難しいラケットを使っている人は大丈夫だと思います。
現行のハードスペックと変わらないのは変わらないですが外すと現行のラケットよりも助けてはくれませんのでそこはネックですね。
振れば振るほど飛ぶ性能でラケットが助けてくれる飛びではなかったです。
スピン性能
ボールを潰してスピンをかけるタイプですね。
擦り上げるよりもしっかり厚く当ててこそ良さの出るラケットでした。
厚く当てて打つ分には現行とそこまで変わらず、スピン性能も悪くなかったです。
擦り上げるとストリングパターンのせいか良さは消えていきました。
このラケットが使用されているyoutubeの動画
海外の方なので筋肉量とかは違いますがすごい球がいってますね笑
このラケット伸びがすごいんですよ。
ストリングパターンのおかげでしっかり潰せるのでオムニでもしっかり振っていけました。
ストローク総評
このくらいの時代からあまりラケット性能は向上していない気がしますね。
現行ラケットと変わらない球が打てます。確かに振動などは感じますが、打感の柔らかさ、潰しやすさはとてもよく、現行ラケットからこちらを使っても違和感はないです。
アシストが少ないですが、現行のプレステージツアーくらいはあるかなといった印象です。
ボレー
ボレーは個人の好みだと思いますが、僕は最高でした笑
踏み込んだボレーは適度にボールを掴み打ち出してくれ、当てるだけのボレーは弾いてくれるのでとてもボレーしやすいラケットでした。
スイートスポットであたった時は最高の打感とともに滑って伸びるボールがいきました。
ネックはオフセンターだとまず返らないです笑
バウンド後の伸びや角度のつけやすさの魅力はありますがオフセンターになった瞬間鉄の板になります笑
なので相手にアタックされてフレームショットの時はダイレクトで衝撃が来ました笑
しかし芯で捉えられたら面圧のおかげで重いボールもしっかり返せます。
サーブ
ラケットのおかげかかなり確率は上がりました。フラット、スライス、スピン全般的にかなり打ちやすかったです。
しなるような感じというよりかはストリングパターンでしっかりボールを潰して回転を欠ける感じでしたね。
特にフラットは潰せたときはかなりのスピードを出せました。
ボールの伸びも問題なく、むしろ相手はとりにくそうにしていました。
しかし現行のプレステージに比べると寛容さは少し少なく感じました。
まとめ
古いラケットですが撓む感じでカッチリとした打感といい今のラケットにない感覚があるので今の固くて弾く現代テニスのラケットが合わないという方には一度試して頂きたいです。
ボールの伸びも素晴らしくストロークでは優位に立てる回数も多かったです。
古いラケットでオフセンター時のサポートは皆無ですが、
まあ試合中にそんなオフセンターは連発しないと思うので気にならないレベルでした。
このラケットを使って思ったのが今のラケットは進化しているというより変化していると言われていたりしますが本当にその通りでした。
まあプロも昔のラケットをペイントジョブしてますし、
草トーに出る人も10年前のラケットで優勝する人もいるのでラケットの発売年関係なく自分の合っているを見つけるのが一番良いんでしょうね。
余談ですが現行のグラフィン360+ プレステージはマイクロジェルやリキッドメタルなどのラジカルと感覚が似てきていますね。
今回新しく発売されたグラフィン360+ ラジカルはマイクロジェルなどのラジカルに似てきていますが一つ前はピュアドライブ2012みたいな感じでした。
もし購入をお考えでしたらtenniswarehouseで個人輸入したほうが圧倒的に安いです。
89ドルくらいですので為替相場によりますが送料を含め15,000円程度で購入できます。
ネットショッピングでも変えますが輸送費とかもかかるためか利益を含めたら現行ラケットと値段が変わらない所もあるので!
購入方法はネットにも載っているのでそちらを参考にしてください。
2023年12月現在サイトから削除されています。
売り切れて製造も終わったんですかね。悲しい…
それではここまで読んで頂きありがとうございました。
コメント
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