【HEAD】グラビティ ツアー 2025 インプレ|98平方インチ新モールドの実力を徹底レビュー

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インプレッション

どうもじょりじょりです。

今回は2025年HEADの新作「GRAVITY TOUR(グラビティ ツアー)98」を実際に使い込み、その性能をレビューしていきます。

従来のグラビティシリーズから大きく変わったのは、

  • フェイスサイズが100→98平方インチへ
  • ストリングパターンが16×20→16×19へ

というポイント。
いわばHEADが本格的に「競技者向け98インチ市場」に踏み込んだモデルになります。

普段から98平方インチを愛用している筆者が、忖度なしで辛口レビューしていきます。

☆ポイント☆

既存の98平方インチユーザー → 乗り換える決め手は弱く、他モデルで十分
100平方インチから移行したい方 → 柔らかめの打感と安定性が魅力でおすすめ
デザイン重視の方 → グロス仕上げの高級感は抜群

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じょりじょり

東北出身、テニス歴9年、釣り歴5年になります。

テニスラケット収集が趣味で90年代から現在のラケットまで幅広くコレクションしています。

年間ラケット購入数は過去最高50本です。
現在までのラケット、ストリング使用数は300を越えてます。

メイン:Wilson ウルトラ ツアー 98
使用ストリング:ゴーセン G-tour1 

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筆者の感想まとめ

結論:かなり使いやすい、けど他に98平方インチありすぎて乗り換える必要性が…

ストロークも打ちやすく、ボレー、サーブとわりと不満なく打ちやすかったです。

スピンもそこそこかかりやすく、自分から打っていくには良いラケットでした。

筆者はt-fight 315使っていますが、わざわざ変えるほどの魅力はなかったですね。

そして変えるならグラビティツアーよりもアエロ98かezone98派ですね。

ヘッド自体も98平方インチのラケットも多くなんで出したんだろうという感じもあります。

フラット気味で柔らかさ欲しいならboom proの方が良かったですし、素直な感じでラウンドの打感が好きな人はエクストリームプロ、硬さと潰している感覚が好きならラジカルと。

グラビティツアーに高い金払うより他の安くなったラケットで十分です。

グラビティツアーもかなり使いやすかったですが、今のラケットで良いかなとなりました。

僕はラケットをコロコロ変えるのは否定的な人間なので今98平方インチを使っている方にはオススメはしません。

100平方インチから98平方インチに変えるつもりの人には良い選択肢だと思います。

デザイン・外観

今回のグラビティ ツアーは、宇宙的なグラフィック+グロス塗装でかなり高級感があります。
従来よりも「ツアーモデルらしい」引き締まった雰囲気になっており、デザインだけでも所有欲を満たしてくれる一本です。

スペック

  • フェイスサイズ:98平方インチ
  • 重量:305g(unstrung)
  • バランス:320mm
  • フレーム厚:22mm
  • ストリングパターン:18×20
  • CPI:300

数値的にも、ブレード98やラジカルMPと競合する位置づけです。

youtuberさんのインプレ動画

boom proを推した時の雰囲気がかなりやばかったですね笑

それでも正直に言って頂いた方が参考になります。

インプレ

ストローク

  • 打感:ラジカル2025より柔らかく、しなりを感じる打感。プレステージのような「かっちり感」の中に柔らかさがある。
  • 飛び(反発性):アシストは控えめ。振ればしっかり飛ぶが、振らなければ飛ばない競技系。ブレード98から乗り換えると違和感なし。
  • スピン性能:16×19だがフェイス上部が広めで、ボールを持ち上げやすい。トップスピンはコントロール性重視で、自分から回転をかけたいプレーヤーに向く。

👉 総評:安定感があり「競技用らしい」打ちやすさ。ただし突出した性能はなく、乗り換えの決め手には欠ける

ボレー性能

ボレー

  • 面安定性は高く、タッチ系ショットも無難にこなせる。
  • ただし、同じHEADのラジカルMPやBOOM PROと比較すると「これじゃないとダメ」という強みは見つけにくい。

👉 可もなく不可もなく、クセのないボレー性能。

サーブ

サーブ

  • スライスサーブ:回転のキレは優秀。外に逃がすサーブが打ちやすい。
  • フラット系:スピード重視のサーブはアシスト不足。ノビやキレはEZONE98やエクストリームPROのほうが有利。

👉 サーブでも使いやすい。でも決め手に欠ける

他モデルとの比較

vs ブレード98 v8

最も近い打感。違和感なく移行可能だが、特別な強みは感じにくい。

vs ラジカル2025

ラジカルの方がしっかり潰せて打感が硬質。グラビティはより柔らかめで扱いやすい。

vs BOOM PRO

柔らかさ・フラット系ショットの伸びはBOOM PROが上。デザインは圧倒的グラビティ。

vs バボラ アエロ98 / ヨネックス EZONE98

どちらも「飛び・スピン・パワー」が強め。試合でよく見かけるのもこの2本。

正直、グラビティはここに割って入るのは難しい印象。

良かった点・気になって点まとめ

良かった点

  • デザインのかっこよさ(グロス塗装は高級感◎)
  • 打感が柔らかく、しなりを感じやすい
  • ストロークの安定感が高く、競技系モデルらしい安心感

気になった点

  • パワー・スピンともに突出した強みがない
  • 既存98ユーザーが「乗り換えたい」と思うほどの決め手に欠ける
  • 他のHEADモデルと住み分けが難し

どんなプレーヤーにおすすめか?

100平方インチから98平方インチに移行したい人
 → 打感が柔らかく、クセが少ないのでステップアップに最適。

デザイン重視の人
 → 宇宙的デザイン+グロス塗装はかっこいい。

既存の98平方インチユーザー
 → アエロ98やEZONE98など競合が強すぎて、乗り換える必要性は薄い。

まとめ

新規で使う方に需要がありそう

しっかり使ってみましたが、98平方インチユーザーの筆者からすると

変える決め手がないラケットでした。

どのショットも打ちやすいし使いやすいラケットでデザインも良かったです。

しかし、今のジュニアや選手の方のラケットを見るとアエロ98、ezone98、vcore98がかなり多い印象です。そこにこのラケットが割って入るかとなるときついかなといった印象です。

インプレ動画でもかなり忖度されていましたし、推したい気持ちもわかりますが、

98平方インチユーザーの自分からすると他で十分かなといった印象です。

t-fight 315は結構人選びますがハマるとかなり良いです。

グラビティツアー自体もデザインは良く、100平方インチからの乗り換えとして考えたら選択肢には入ってくるのでそうなるとかなり良いラケットです。

モールド変更するタイミングが悪かったんですかね。

それではここまで読んで頂きありがとうございました。

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