☆このストリングのおすすめポイント☆
・ボールも潰せるしっかりした打感
・飛びは抑えられており、ボールコントロールしやすい
・打感の変化は少ない
どうもじょりじょりです。
今日はテクニファイバーのアイスコードのインプレをしたいと思います。
結構安いですね。流石にポリツアープロほどではないですが単張り1200円くらいはコスパ的には良いですね。
テクニファイバーってブラックコードとかポリガットは値段も安く性能が良いのでかなりコスパが良いと感じます。
使用選手は2021年全米オープンでジョコビッチ選手を破って優勝を果たした
ダニエル・メドベージェフ選手ですね。
前はレーザーコードだったみたいですね。
セッティング
グラフィン360 エクストリームプロ に４８ポンド
で張って屋外コートで使用しました。
張った感じはそこそこ伸びますがポリガットなので少し難しく感じてしまいました。
クリッパーメイトで張る場合は少し疲れるかもしれません。
ストローク
モチッとした打感でしたが打感は個人的には固く感じました。
普段TCSやファイアーストームを使っているせいかネットの評価よりも固く感じました。
なので柔らかいポリを使っていてさらに柔らかさが欲しい方にはおすすめできません。
スピンガットとか固いガットを使っていた方が柔らかさを求めて変えると感触を良く感じれると思います。
反発性は抑えられていますが全然飛ばないというわけではなく、
打ち込んでもコートに入ってくれて安心して打てるガットです。
その点他の柔らかい丸形ポリと比べて暴発の心配がないのはこのストリングの良いところでした。
しっかりボールも潰せるので試合でも安心してラケットが振れました。
飛びとしてはレッドコードより飛ばずにブラックコードよりも飛ぶか同じくらいといったところでしょうか。
ポリなのでスイートスポットは広くないですが打感自体は多角形より柔らかいのでポリ特有の嫌な振動は少なかったです。
スピンは普通に打つと少なめですが、意識するとしっかりかかるので悪くはないです。
どちらかというとストリングの角でスピンがかかるのではなく、潰してスピンをかける感じですね。
ボレー
ボレーは打ちやすかったです。
ポリなのでナイロンに比べ弾きが強く、飛びも抑えられているので安心して踏み込めました。
嫌な振動もないので打ちやすいですが面圧が高いのか硬いなという感じはありました。
多角形よりはやっぱり柔らかいんですけど、芯があるような硬さがありました。
しかし速いボールはボレーでもしっかり抑えられるのでそこは良かったです。
ナイロンよりスイートスポットを外したときの許容範囲は狭いのでナイロンでオフセンターが多い人は難しく感じると思います。
これに関してはポリ全般に言えることなのでアイスコードのせいではないですが笑
サーブ
サーブは少し難しく感じてしまいました。
ストロークではちょうど良い反発性でしたがサーブだと打ち込んでも入りますが、
打ち込まないとしょうもないサーブになったので疲れてきたときでもナイロンのように軽く振って速度のでるガットではなかったです。
あくまで自分で振って振った分だけ速度がでたりやスピンがかかるという感じでした。
当たり前ですが多角形ポリのように適当に振っても回転がかかる感じはないですね。
後はポリ特有のたまに起きるサーブ時の謎の暴発（ボールを掴まず弾く）のはありました。
耐久性
２ヶ月持ちましたが切れるまで打感が悪くなったり、嫌な振動を感じることはありませんでした。
スピンはそもそもあまりかからないからなのかそこまで気にするほどのスピン低下は見られなかったです。
耐久性は打感を含めかなり良いと思います。
唯一上げるとすればすこーし固くなったかな？と思うくらいですね。
試合
ダブルスで使用
少し足元のボレーを持ち上げにくいかなと思いましたが、
後は暴発や球が浮くこともなく安定してプレーできましたね。
そこまで反発もないので狙ったところにも落としやすく、
細かいコントロールの必要なダブルスでは良かったです。
しかしやっぱり固い笑
ボールを潰せるんですけど、何か芯のある固さを感じて少し肘が痛くなってしまいました笑
総評
初めてポリを使いたいけど、
どのポリを使ったら良いかわからない方には楽なポリなのでとてもおすすめできますね。
しっかりボールも潰せるのでポリの良いとこも出てますし、打感の低下がほぼないのはポリにしてはかなり良い点でした。
しかし柔らかいポリから移行するなら少し固く感じるかもしれません。
柔らかいと言われていてもあくまで多角形とか固いものと比べてなので、
ルキシロンのオリジナルとかシグナムプロのファイアーストームとかトリトンとかの方が柔らかく感じました。
なので手首、肘の怪我持ちの方はまず上記のストリングとかの柔らかいものが良いかもしれません。
サーブを難しく感じてしまい若干慣れが必要でしたが、
試合でも安心して使っていけるストリングなのでストリング選びで悩んでいる方にはぜひともおすすめしたいです。
それではここまで読んで頂きありがとうございました。
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